わざわざフィレンツェからバスをチャーターした意味。
フィレンツェ市内は、やはり観光バスの規制が厳しいそうで、市外からのバスは少し離れた駐車場に停め、観光客はそこから結構な距離を歩かなければならないそうです。しかし、私達が乗ったのはフィレンツェのバス。路線バスが停まるような中心地のバス停を利用できるとのことです。実際、どんどん狭い道を進んで行き、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅前の広場まで行くことができました。
もはや誰も期待してなかった(?)ランチ。ラザニアはおいしかったかな。このパンはフィレンツェ独特のものだそうで、ほとんど味がありませんでした。メインは子牛のソテー。牛?たたいてのばしてあって、牛肉という感じはしなかったなあ・・・。
フィレンツェは日本人女性の現地ガイドさんが案内してくださいました。手際もよく早口で・・・慣れたもんですね。
まず「ウフィツィ美術館」へ。ルネサンス文化開花の一翼を担ったメディチ家のオフィス(「ウフィツィ」=事務所という意味)だったところが美術館になっています。ボッティチェッリ、ラファエロ、ダヴィンチ、ミケランジェロなど、美術に詳しくない私でも知っている巨匠達の絵画が、時代順に展示されています。「冷静と情熱のあいだ」の一場面に、彫刻が立ち並ぶ廊下が使われています。
主要な絵画をかいつまんで説明を聞きながら見て周りました。今回のツアーでは、ガイドさんの説明をイヤホンガイドを通して聞き漏らすことなく聞けたので良かったです。とはいえ、ほんとうにスポットで見て周るので、じっくり見たいと思ってもそれはかなわぬ願いなのですが・・・。だから再度訪れなきゃな、と思わせるのですね。私が一番いいな~と思ったのは「ヴィーナスの誕生」有名な絵画ですけど、実物はとても大きく美しく・・・存在感ありました。
美術館内は写真撮影禁止ですが、中から外は映してもいいとのこと。外を眺めると「ヴェッキオ宮殿」や「ドゥオモ」なども見えました。
館内からは「ポンテ・ヴェッキオ」も見ることができました。事務所とアルノ川の対岸にある宮殿を結ぶ通路だそうです。ここも、絵画みたいな風景でしょう。あちらこちらに絵になる街角がありました。
そして、ミケランジェロ広場からも大きく見えていた「ドゥオモ」の近くまでやってきました。間近で見るとものすごい迫力。圧倒されます。色大理石がなんともキレイだし、模様というか柄がとてもかわいい。この外観の美しさを保つために、年中掃除しているそうです。今回も左側の一部分はハザードに覆われていました。お金もかかるわけですね。
となりの「ジョットの鐘楼」もとっても大きいです。ドゥオモもですが、ここに登れるようになっています。(翌日ドゥオモの方に登りました。)
ドゥオモの内部。装飾品も控えめでシンプルです。
しかし、クーボラ(ドーム部分)の内部はこんなにきれいです。こういうのを「フラスコ画」というのだそうで、しっくいを塗り、乾かぬうちに色をつけて閉じ込める手法だそうです。翌日にクーポラに登ってみたとき、この絵を近くで見ることができました。
イタリアといえば忘れちゃいけないジェラート!!ここフィレンツェの地で食べました!マンゴー味。ボリュームたっぷり。すごく甘い!イタリアのデザートの甘さはアメリカに似てるって思った。でも、おいしかったですよ♪
ホテルは期待してなかったけど、市街地から4キロほど郊外にあるホテル、ついてみてびっくり。キレイ。立派。プールまであった。やればできるジャンって感じ?^^;
しかしっ、食事は相変わらずでした・・・。肉が昼と同じ!^^;ちなみに肉にかかってるタレは、翌日も同じでした・・・。リゾットが固かったけど、イタリアではこのくらい固いのがフツウだそうです。ワインは美味でしたよ。