ウォーキングでご一緒している登山経験豊富な方からお話を聞いているうち、
大山に登ってみたくなった。他の人にも声をかけて総勢11名で登山に行くことになった。
そもそも登山ってどんなものだろう、登ったときの気分は、山頂からの眺めはどんなだろう・・・天候を気にしつつ、リュックなどを買い揃えながら、遠足のようでもあり、とてもわくわくしてました。
なんとか天気がもって、予定通り7時半集合で出発。1時間後には夏山登山口に到着、いよいよ登山開始です。いきなり長い階段が続き、1合目に到着する前からすでにバテてしまう私・・・。やる気ガンガンで来たのに~・・・予想外に段差が大きくて、身体を持ち上げるのがやっとの状態!こんなんで山頂まで行けるのかととても不安になりながら、若い人達はどんどんハイスピード(に私には感じました)で進んでいき、ついていくのがやっとの状態。
1合目、2合目と節目に到着するたびに休憩。途中からは節目に到着するまで体力がもたなくて、細かい休憩をしながら登っていく(Iさん命名「さざなみ作戦」で^^;)。6合目付近からは、たくさんの石や岩を踏みしめながら登っていきました。ときどき四つんばいになりながら・・・結構急なんですもの。これが登山なんだ!
途中休憩地点で下界を眺める。かなり上まで登ったことを実感する。軽く空飛んでる位置に匹敵。高所恐怖症の人は登れないだろうなあ。気をつけないと、1歩間違えたら落ちるキケンはなきにしもあらず。大山といえども甘く見てはいけないです。
8,9合目になるとあたり一面「ダイセンキャラボク」の草原。身体はへとへとだったけどこの爽快な景色には感動。あと少し!と元気も出てくるし。
そして2時間40分かかってやっと山頂に到着!霧がかかっていて下界は見えなくて残念だったけど、達成感ですごくうれしかった。おにぎりや山頂で沸かしてくださったコーヒーがおいしかった。そんな至福の時を過ごしていたのに、なぜか蜂の大群に襲われ怖くて早くその場を離れたくなって下山。下りは体力的にはラクだったけど、石や砂で滑りやすいし、足もカクンカクンな状況で、慎重に降りないと転びそうだったので、みんな黙々と降りてました。2時間で下山。ふもとのホテルでお湯につかってから帰りました。
昔は登ろうと思いもしなかった大山。今のうちに山頂まで行ってこれていい経験になりました。若い人や若いファミリーもたくさん登っていたけど、やはり中高年の方が一番多かったでしょうか。すばらしい体力です。中には還暦とおっしゃってる人もいて、ただただ尊敬。